ZXi7アイアン、ZXi5アイアンのスペック詳細を記事にしましたので、なんならZXi4アイアンのスペック詳細も紹介しちゃいましょうということで作成してみました。
ZXi4アイアンのスペック詳細の前にZXi7、ZXi5、ZXi4を簡単に比較してみたいと思います。
ZXiアイアンシリーズを簡単に比較
ZXi7
- ターゲット層: 上級者および中級者。
- 特徴:
- シャープで低重心なデザインが特徴。
- 精密なコントロールと操作性を重視。
- 高い打感と正確な弾道が得られ、ボールの軌道を細かく調整できます。
- スリクソンの中では、最も操作性に優れたアイアンです。
- フィーリングが良く、ショットごとの感触がしっかり伝わります。
ZXi5
- ターゲット層: 中級者および高めのハンディキャップを持つゴルファー。
- 特徴:
- スイートスポットが広く、寛容性が高いため、ミスヒットにも強い。
- 高弾道で飛距離が出やすい設計。
- バランスの良い設計で、スピンと飛距離の両方を重視しています。
- 安定した飛距離を提供し、どんなライからでも打ちやすい特徴を持っています。
ZXi4
- ターゲット層: 高い弾道と安定した飛距離を求めるゴルファーや、初心者~中級者。
- 特徴:
- より大きなヘッドと寛容性を持ち、打ちやすさが向上。
- 高い打ち出し角度を提供し、ミスショットに対する許容度が高い。
- 弾道が安定しており、遠くへ飛ばしやすい設計。
- 極端なミスを防ぐために、より厚めのソールと深い重心が設計されています。
まとめ
- ZXi7: 高い操作性と精度を重視する上級者向け。
- ZXi5: 中級者向けで、バランスの良い飛距離と寛容性。
- ZXi4: 初心者やミスヒットを許容する設計で、安定した飛距離と打ちやすさを重視。
といった感じですね。
発売日
- 2024年11月9日。
主な特徴
- 番手別の溝設計『PROGRESSIVE GROOVES』
- #4〜#7アイアンの溝は、広く浅く設計されており、スピン性能を最適化し、安定した飛距離を実現しています。
- #8〜PWアイアンの溝は狭く深く設計、さらに溝の本数も多くすることでラフなどでもスピン性能を落とさずに安定したショットが可能です。
- ソフトステンレスの採用により打感が向上『i-FORGED』
- ボディに新素材のソフトステンレスを使用、フェースは従来の圧延材を使用し、中空構造による柔らかい打感を実現しています。
- ミスヒットに強い構造
- トゥ側を肉厚化し、ミスヒットに強い構造となっています。
- 寛容性の向上
- ネックとトゥの余剰重量をソール部分へ配分し、より深低重心可による高弾道が実現されています。
- ライ角、ロフト角の調整が可能に
- ライ角は0.5°単位で±3°、ロフト角は1°単位で±1°まで調整可能になりました。
- インパクト時のぬけの良さがさらに向上『TOUR V.T. SOLE』
V字型のソールとトゥ側とヒール側に段差をつけることにより、芝との接触を最小限に抑え、抜けの良さとショットの安定性向上を実現しています。
ヘッド、フェース素材・製法・仕上げ
- ヘッド素材
- フェース部:HT1770M
- #4~#7ボディ部:ソフトSUS+タングステンニッケル合金
- #8~SWボディ部:ソフトSUS
- ヘッド製法
- フェース部:鍛造
- ボディ部:ロストワックス精密鍛造
- 仕上げ
- ミラー+サテン+フェースレーザー+メッキ
番手別スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角 | フェースプログレッション | 長さ (インチ) | クラブ重量 (g) | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4番 | 21° | 60.5° | 10° | 2.7mm | 38.75 | - | D2 |
5番 | 23° | 61.0° | 10° | 2.9mm | 38.25 | 約406g | D2 |
6番 | 25.5° | 61.5° | 10° | 3.2mm | 37.75 | - | D2 |
7番 | 28.5° | 62.0° | 10° | 3.5mm | 37.25 | - | D2 |
8番 | 33° | 62.5° | 10° | 3.8mm | 36.75 | - | D2 |
9番 | 38° | 63.0° | 10° | 4.1mm | 36.25 | - | D2 |
PW | 43° | 63.5° | 10° | 4.5mm | 35.75 | - | D2 |
AW | 49° | 63.5° | 12° | 5.0mm | 35.75 | - | D3 |
SW | 56° | 63.5° | 10° | 5.8mm | 35.75 | - | D3 |
※クラブ重量、バランスはN.S.PRO 950GH neoシャフト装着時の参考値となります。
シャフトラインナップ
- Diamana ZXi for IRON(カーボンシャフト)
- 軽量で振りやすく、飛距離を重視する方に最適
- フレックス:S, SR, R
- トルク:3.4(共通)
- 重量(S):68.5g
- 中調子
- N.S.PRO 950GH neo(スチールシャフト)
- バランスの取れたフィーリングを提供
- フレックス:S, R
- トルク(S):1.7
- 重量(S):94.5g
- 中調子
グリップ
- ゴルフプライド ツアーベルベット フルラバー(バックライン無し)全シャフト共通
- 口径:60
- 重量:約49.5g
補足
- 新溝ルール適合モデル
ZXi4 アイアンの口コミ・評価まとめ
- スリクソン ZXi4 アイアンは、ZXiシリーズの中でも特に飛距離性能と寛容性を重視したモデルです。ネット上の試打レビューやユーザーの評価を参考に、良い点と気になる点をまとめました。
良い口コミ(高評価のポイント)
1. 圧倒的な飛距離性能
ZXi4アイアンは、ストロングロフト設計と反発性能の高いフェースにより、「従来のアイアンよりも明らかに飛距離が出る」との声が多くあります。特に、ロングアイアンの飛距離性能が優れており、フェアウェイウッドの代わりとしても活用できるとの評価も。
2. 直進性が高くミスに強い
寛容性の高い設計が採用されており、「多少芯を外してもブレにくい」「打点がズレても飛距離の落ち込みが少ない」との声があります。特に、スイングが安定しない方やミスを減らしたい方に適していると感じるゴルファーが多いようです。
3. ソールの抜けが良く、ダフリにくい
ZXi4アイアンには、V字型ソールが採用されており、「多少ダフってもスムーズに抜ける」「ライの影響を受けにくい」との意見が見られます。特に、フェアウェイやラフでの抜けの良さを実感するユーザーが多いようです。
4. 高弾道でグリーンを狙いやすい
ロフトが立っているにもかかわらず、「高弾道でしっかりキャリーが出る」との評価が多く、高い球でグリーンを狙いたいプレーヤーに向いているモデルといえます。
5. 初中級者でも扱いやすい
「ZXi4アイアンは、スリクソンの中ではやさしいモデル」との意見もあり、ある程度のミスに寛容で、難しすぎないため、アイアンの精度を上げたい中級者にもおすすめできるようです。
気になる口コミ(低評価のポイント)
1. 操作性はやや低め
「高弾道・直進性重視の設計のため、ドローやフェードの打ち分けがしにくい」との声があります。操作性を重視する上級者には物足りなく感じる可能性があります。
2. 打感が軽めで好みが分かれる
「フェースの反発力が強い分、打感がやや軽く感じる」との意見もあります。ソリッドな打感を求めるゴルファーには、ZXi7のようなモデルの方が適しているかもしれません。
3. スピン量が少なめ
「飛距離は出るが、スピン量が少ないためグリーンで止めにくい」との声があります。アイアンでスピンをかけて狙うスタイルのプレーヤーは、ウェッジやボール選びで補う必要がありそうです。
4. ヘッドサイズが大きめ
「ヘッドが大きめで、シャープなアイアンを好む人には違和感がある」との意見もあります。コンパクトなヘッドを求めるプレーヤーは、ZXi5やZXi7を検討する方が良さそうです。
5. やや価格が高め
「価格が少し高い」との声もあります。性能を考えれば納得できるものの、コストを抑えたい場合は、型落ちモデルを検討するのも一つの選択肢になるでしょう。
総評:ZXi4アイアンはこんなゴルファーにおすすめ!
✅ 飛距離を最優先に考えている人
✅ 直進性が高く、ミスに強いアイアンを求める人
✅ ダフリにくく、抜けの良いソール設計を重視する人
✅ やさしめのアイアンを使いたい人
一方で、操作性やスピン性能を求める場合は、ZXi5やZXi7と比較して選ぶのがおすすめです。
ZXi4アイアンが気になっている方は、ぜひ試打して自分に合うかチェックしてみてください。



